雑多

VMWare Player で仮想環境 – その1 VMWare Player に OS を新規インストール

1. VMWare Player に OS を新規インストール
2. QEMU で VMWare Player のディスクを作成する

Windows 版の VMPWare Player に CentOS をインストールしました。

あちこちの情報を見てなんとなくできたのでメモしておきます。

1. Player のダウンロード / インストール
http://www.vmware.com/ja/products/player/

2. Browser Appliance をダウンロード
Bworser Appliance は Ubuntu Linux が最初からインストールされている仮想マシンです。
VMWare Player は新規の VM 作成ができないのでこれをベースにします。
Browser Appliance

3. iso イメージの認識
今回は RedHat Enterprise Linux 互換の OS が欲しかったので CentOS 3.8 の iso イメージを用意しました。
VM の設定情報は Bworser-Appliance.vmx に記載されていて、イメージを認識させるにはこのファイル中の IDE Storage というセクションを以下のように書き換えます。

ide1:0.present = “TRUE”
ide1:0.fileName = “C:\CentOS-3.8-i386-binDVD.iso”
#ide1:0.deviceType = “cdrom-raw”
ide1:0.deviceType = “cdrom-image”
ide1:0.startConnected = “TRUE”
ide1:0.autodetect = “TRUE”

deviceType が “cdrom-raw” だと実際の光学ドライブを、”cdrom-image” だと fileName に指定した iso イメージを認識してくれるみたいです。

4. ネットワーク構成の変更
デフォルトではネットワークカードは vmxnet という VMWare 特有の(?)NIC が見えるみたいです。
以下のように書き換えるとより一般的なネットワークカードとして認識されるみたい。

#ethernet0.virtualDev = "vmxnet"
ethernet0.virtualDev = "e1000"

5. BIOS を設定して DVD イメージから起動
VMWare Player を起動した直後に F2 キーを押すと BIOS の設定画面がでます。
デフォルトではハードディスクを一番優先して起動しちゃうので、ハードディスクより CD ドライブを優先させるように設定。
起動シーケンスを続行すると ISO イメージからブートします。

6. あとは普通にインストールするだけ。

7. ホスト名の変更
諸事情で自分のホスト名がlocalhost.localdomain とか、DHCP サーバにもらった dhcp*** とかに割り当てられるのが嫌だったので、変えました。

DNS サーバを立てなくても /etc/hosts と /etc/sysconfig/network を書き換えれば良いようです。
もちろん VM の外からは名前解決できませんが。

$ cat /etc/hosts
# Do not remove the following line, or various programs
# that require network functionality will fail.
127.0.0.1 localhost centos-vmware

$ cat /etc/sysconfig/network
NETWORKING=yes
HOSTNAME=centos-vmware