一年ぶりに虚無僧をアップデートしました。
虚無僧は JMX に準拠したサーバを定期的に監視して CSV 形式で出力するツールです。
本体のソースコードはたった140行でできていて、ヒープサイズはたった 10MB で動作します。
MBeanDoc で MBean の一覧表を作ったら、ブラウザを使ってポチポチと監視したい MBean 属性を選択することで簡単に設定することができます。
設定ファイルができたらあとは虚無僧本体に監視させるだけ。
定期的にサンプリングして CSV 形式に書き出してくれます。
カスタマイズも簡単に行えますし、BSD ライセンスなので趣味でも仕事でも心おきなくご利用いただけます。
今回の主な変更点は JBoss に対応したこと。
JMX をダンプする MBeanDoc を JBoss に対応させ、また JBoss の設定方法もドキュメントに載せました。
追記:
朝8:30〜10時までサーバが落ちており、また復旧後もWindows の IE でダウンロードすると正常に解凍できない状態が半日ほど続いていました。
今は復旧しています。
「既にダウンロード済みだけど解凍できなかったよ!」という方はお手数ですが再度ダウンロードしてください。
またはsvn から直接チェックアウトしていただくのもアリです。
関連エントリ:
・JConsole で JBoss の MBean を監視
・虚無僧2.0 – BSD ライセンスでリリース
・@IT – Webアプリの問題点を「見える化」する7つ道具
・虚無僧2.0
・JMX Remote を使って WebLogic Server 9.x の MBean にアクセス