Java

OSSアプリサーバのサポート市場が急拡大

ミック経済研究所による市場調査によると、

これまでWebシステムなど比較的小規模なシステムでの利用が多かったOSSアプリケーションサーバが、レッドハットの「JBoss」買収を機に大規模システムに拡大していると指摘する。レッドハット自身がJBossのサポートを提供するようになり、企業が安心して大規模システムでOSSアプリケーションサーバを使うようになった

だそうです。
OSSアプリサーバのサポート市場が急拡大 - @IT
OSSアプリケーションサーバのサポート需要、Red HatのJBoss買収で伸長 – ソフトウェア – ZDNet Japan

存じ上げなかったのですが、ミック経済研究所は「IT分野専門の調査機関」だそうです。

一昔前、個人的にですがマトモに使える・動くのは WebLogic Serverだけと感じていました。業界標準をリードして真っ先に実装するのも BEA で、事実 BEA の動きを追っていれば業界の波から取り残されることはありませんでした。

最近はどうでしょう?
JBoss は真っ先に J2EE 標準の EoD の走りである EJB3 にいち早く対応し、Hibernate をベースに JPA という標準技術の策定をリードしました。
今度は Seam をベースに JSF2.0 や WebBeans といった標準を作り上げてきている段階です。

さて、あなたならどれを選びますか?
JBoss – オープンソースの JBoss に移行する理由とは?
wls_main.html
IBM WebSphere ソフトウェア – Japan
Sun Java System Application Server – サン・マイクロシステムズ
SOAプラットフォーム Cosminexus:ソフトウェア:日立
ビジネスアプリケーション基盤 Interstage (インターステージ): 富士通
WebOTX : NGN時代の企業/ビジネスが求めるサービス実行基盤へと進化 : ソフトウェア | NEC

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更新(12/18):
国産アプリケーションサーバのリンクを追加いたしました。