先日紹介した本を頂きました。
本のタイトルそのものズバリですがデバッグ・トラブルシューティングについて体系立てて書かれています。
一般的な Java の文法、プログラミングテクニックを説明する本はありますが、デバッグ・トラブルシューティングに特化した本はこれが初めてなのではないでしょうか?
運用管理者だけでなく、日々のトラブルを「何となく」乗り越えたり回避したりしている Java エンジニアは一読されることをお勧めします。
まだざっと眺めただけなのですが、デバッグの流れ/トラブルシュートの流れ、といった基本的な事から各OSにおけるトラブルシューティングに有効なメトリクスの収集・分析方法までカバーしており大変実践的です。
また構成・章立てが明快なので「開発だろうがトラブルシューティングだろうがバッチコイだぜ!」、というベテランの方も買っておいて損はないと思います。
ざっと目次に目を通しておいて「あれ?Windowsではどうやってあの情報とれるんだっけ?」みたいにリファレンスとして利用するのにも向いていそうです。
私は正直 JVM のレイヤから下はサッパリで、いつも現場に向かう前にあたふたと準備しているのですがディスクI/O、ネットワークボトルネックが怪しまれる場合の解析方法なども詳しく解説されており大変勉強になりそうです。
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