その名の通りPHPの入門から実践までを書いた本。
プロになるためのWeb技術入門に次いで「プロになるための・・」シリーズのようです。やや大型本で342ページ。
自分はPHPは本格的に使ったことはありませんが、専門学校で教えたり、Twitter APIポケットリファレンスのサンプルコードを書いたりといった関わりがあります。
なんだかんだといってPHPは手軽にWebアプリを作ることができる道具なので大事ですね。
この本ではPHPの基本文法、文字化けの原因とその対策、一般的なセキュリティリスクやその対策、jQueryを使ったモダンなWebアプリ構築といった非常に広範に渡る内容が実践的に書かれています。
「これおまじないだからやっておけ」ではなくて「こういうことが起きるからこうしないといけないよ」と理由からしっかり説明しているのでWebの基礎を知らなくてもちゃんと知識が身につくようになっているのが良いと思いました。
「とはいえ、TwitterではRubyやScalaばっかでしょ?」と思われるかもしれませんが、開発者向けのサイトであるdev.twitter.comではPHPで作られたCMSであるDrupalを基盤としています。Drupal詳しいといいな!とかPHP詳しいといいな!という募集があるくらいなのでPHPにも結構本気です。あとPHPからTwitter APIを触るためのOAuthライブラリ-tmhOAuthも従業員(@themattharris)がメンテナンスしてたりします。
いつでも参照出来るところに置いて置きたいと思います!
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