昨年9月、TwiterはAPI1.1(以下API v1)と同時に既存のAPI1.0が2013年3月にリタイアすることを発表しました。
API v1が使えなくなる1ヶ月前にあたる本日、API1.0に向けて具体的なスケジュールが発表されました。
以下は抄訳になります。
- 影響を受ける人
古いウィジェット(プロフィール、お気に入り、検索、リストウィジェット)を使っているサイトオーナーであれば、新しいEmbedded Timelinesに早急に切り替える必要があります。同様に、OAuth認可をしない(以下認証なし)独自のウィジェットでクライアントサイドよりAPIを呼び出していたり、RSSやATOMフィードを読み込んでいる場合はやはりEmbedded Timelinesに切り替える必要があります。OAuth認可無しのリクエストはAPI v1.1ではサポートされません。
API v1を使ったアプリケーションを開発しているデベロッパーであれば、API v1.1に移行する必要があります。
- API v1がリタイアすると何が起きるか
API v1が完全にリタイアするとAPI v1へのリクエストは認証あり、なしに関わらず410 Goneステータスを返します。古いウィジェットも同じレスポンスを返します。このステータスコードはAPI v1時代のリソースは破棄され、二度と戻ってこなくなることを示します。(訳注、ステータスコード410はサーバがそのリソースが永久に削除されたことを示すコード)
- 具体的な日程は?
2013年3月5日に「ブラックアウトテスト」と呼ぶものを試行します。3月5日には完全にはシャットダウンされません。JavaScriptベースのTwitter APIフレームワークである@Anywhere frameworkは当初の予定通り3月5日に完全にリタイアすます。
- ブラックアウトテスト(予行演習)とは?
ブラックアウトテストでは1週間に渡って日によって異なる時間帯に一時的にHTPレスポンス410 Goneを返すことでサイトやアプリケーションへのインパクトの理解を手助けします。
2013年3月5日、大西洋時間午前9時〜10時に渡り、認証なしのリクエストに限って最初のブラックアウトテストを行います。全ての認証なしリクエストは410 Goneを返します。@twitterapiをフォローしておき、ブラックアウトテストに備えてください。
次は?
今後数週間に渡って追加のブラックアウトテストやAPI v1のリタイアメントのスケジュールを公表していきます。
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