Java

JSR 223: Scripting Pages in Java Web Apps Early Draft Review

TSSより
http://jcp.org/en/jsr/detail?id=223
Webアプリケーション上でスクリプト言語を使い Web アプリケーションを記述するための仕様。
デフォルトの言語としては PHP を想定しているけれども、なんでもいいことになっている。とりあえず PHP の型と Java の型とのマッピングについては定義されている。
PHP にはなんと mixed array という型があるらしい。Java には対応する型はなくエラーとなるらしい。
どういうときに使うんだろう・・???

Early Review Draft ながらドキュメントは 144 ページにものぼる。
主に ApplicationContext,session,request,response や Java オブジェクトとインタラクトするためのマナーが定義されている。
ドキュメントには PDF の他に JavaDoc もついていて、どうやら javax.script.*,javax.script.http.* というパッケージが追加される模様。

良く MVC モデルを採用すればビジネスロジックとプレゼンテーションレイヤーを切り離せる-アプリケーションの根幹を EJB で J2EE デベロッパが作成し、ページデザインを JSP を使ってデザイナが開発できる。とか言うけどウソで、デザイナに request オブジェクトとか taglib を覚えさせるのは無理な話。結局 DreamWeaver で作成された html のハリボテをデベロッパががんばって JSP にマイグレートすることになる。
#DreamWeaver は JSP に対応してるのにね・・・

デザイナーなどは JSP より PHP に慣れている人のほうが多いだろうし、やはりゴリゴリっとページを書くにはスクリプトベースの言語のほうが早そう。
ライフサイクルの短い B2C サイトのプレゼンテーションレイヤの技術としては注目か。