FishEyeとJIRAは同じAtlassianの製品なので当然仲が良いです。
JIRA用のFishEye プラグインを使うことでスムースに連携させることができるようになります。
インストールガイドはこちら。
・英語 – FishEye for JIRA Installation Guide – JIRA Extensions – Confluence
・日本語 – FishEye インストールガイド – FishEye オンラインマニュアル (1.5版) – Atlassian Confluence
例によって日本語でメモを書いておきます。
– README.txt の内容
1. jira-fisheye-plugin-2.3.jar と atlassian-p4package-2007.12.14.jar を JIRA の WEB-INF/lib ディレクトリにコピー
2. 古い FishEye プラグイン jar ファイルを WEB-INF/lib から削除
JIRA 3.13.1 にはデフォルトでバージョン 2.2.1 のプラグイン jar ファイルが入っていたのでこれは削除しました。
Finder では「使用中」ということで削除させてもらえなかったのでコマンドラインから rm コマンドで無理矢理削除しました。
最初からチョット古い FishEye プラグインが入っている
3. JIRA Perforce プラグイン jar ファイルを削除
JIRA 3.13.1 にはデフォルトでバージョン2.3 付属のと同じ atlassian-p4package-2007.12.14.jar が入っていました。
なので手は触れていません。
4. 古い atlassian-p4package jar ファイルを WEB-INF/lib ディレクトリから削除 例) atlassian-p4package-2006.12.5.jar
atlassian-p4package は導入していなかったのでそもそも存在しませんでした。
– FishEye プラグインの有効化
5. JIRA を再デプロイすることで FishEye プラグインを有効化します。
展開ディレクトリ形式でデプロイしてあるので web.xml を touch(タイムスタンプを更新)すれば再デプロイできます。
– FishEye プラグインのセットアップ
6. FishEye API の有効化
JIRA と FishEye は FishEye の XML-RPC ベースの API を通して連携します。
デフォルトで API は無効になっているので FishEye の管理画面で有効化します
[Server Settings > Web Server > Remote API] から設定できます。
FishEye API を有効化
7. JIRA を開いて [Administration > FishEye Configuration] へ
FishEye プラグインの Welcome 画面
FishEye 使っているならセットアップに進んでね、と書いてありますので [Setup FishEye] を押下
8. FishEye プラグインの設定 その1
色々細かい設定があるけど、今回設定したのは以下の4つだけ
FishEye URL: http://yusuke.homeip.net/fisheye/
API URL: http://localhost:8060/fisheye/api
FishEye Username: FishEye の管理画面で作っておいたユーザID
FishEye Password: FishEye の管理画面で作っておいたユーザのパスワード
API URL は書かなくても良いのですが、JIRA と FishEye が会話するのにいちいち Apache が介在する必要はないのでこうしてみました。
9. FishEye プラグインの設定 その2
FishEye プラグインはコミットログから JIRA の issue id を探し出してリンクを張る仕組みになっています。
どのリポジトリにどのプロジェクトが入っているのか、プロジェクトのキーをスペース、またはカンマ区切りで入力します。
プロジェクトのキーはBROWSE PROJECTS で確認できます。
特に入力しなければ JIRA でホストしているプロジェクト全てを探します。
今回はリポジトリ一つに全てのプロジェクトが入っているので何も書いていません。
FishEye の設定-2
10. 完了!
これで FishEye プラグインの設定が完了しました。
Issue を開くと FishEye というタブが表示されます。
FishEye タブを開くとその issue に関連するチェックイン履歴が確認できます。
何行追加されたのか、削除されたのかという情報と、diff へのリンクなどがあります。subversion プラグインよりも細かい情報が見られて便利ですね。
[#TFJ-34] Status#getCreatedAt(), UserWithStatus.getCreatedAt() and DirectMessage.getCreatedAt() should return java.util.Date – JIRA
さぁ、セットアップが完了したらあとはコードを書くだけ!
関連記事:
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・FishEye 1.6.3 のインストール
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JIRA(バグトラッキングシステム), Confluence(Wiki) など Atlassian 社の製品は日本では代理店であるイマヒマ社より購入していただくことも可能です。
・チームウェア – アトラシアン JIRA(ジラ):画期的な課題トラッキング! Confluence(コンフルエンス):企業向けウィキ