DropboxがモバイルアプリにDropbox連携機能を組み込むための新しいライブラリ、Sync API for iOS and Androidをリリースしました。
・Introducing the Dropbox Sync API for mobile developers
このライブラリはアプリケーションのキャッシュや同期、オフライン動作にまつわる難しい部分の面倒を見てくれるそうです。
以下抄訳。
- Dropboxの内蔵
Sync APIを使うとDropboxをデバイスのローカルファイルシステムのように扱えます。ライブラリが同期やキャッシュの面倒を見てくれるのでデバイスやプラットフォームをまたがるベストなアプリケーションを開発できます。
- ローカルに書き出し、グローバルに同期
アプリケーションからはシンプルにフォルダーの移動、削除、ファイル一覧の取得やファイルの作成を瞬時に行えます。Sync APIはキャッシュやアップロードやダウンロード、リトライ、他のデバイスで行われた変更の検出を自動的に行ってくれます。これだけ豪華なことを裏でやってくれるのにアプリケーションからはシンプルなファイルやフォルダのように扱えます。
- オフラインでも動作可能!
Sync APIはローカルでキャッシュしてくれるため、アプリケーションがインターネット接続なしに動作させるのは非常に用意になります。Sync APIはデバイスがオンラインになったタイミングで自動的に同期をしてくれます。
チュートリアルやドキュメントも充実しています。
・Sync APIチュートリアル(英語)
・APIドキュメント(英語)
最近地下鉄の3G、LTE接続が充実してきていますが、やはりオフライン時に動作しないモバイルアプリケーションは依然不便です。Sync APIを使えばユーザーエクスペリエンスの充実したアプリケーションを簡単に作れそうですね。