基調講演後半は目前にJava8が迫っていることをに触れて開始。
そこでJavaの言語アーキテクト、Brian Goetzが登場。要素を舐める典型的なコード。
Lambda適用でシンプルになったコード
Lambdaがいかに優れた文法、言語機能であるかを熱弁。簡単に使える、簡単に読める、簡単にメンテナンスできる、そしてパフォーマンスに優れているといったことを強調。デベロッパープレビューは十分安定しているはずなので是非試してフィードバックをして欲しい。
突然おもむろにタブレットでチェスゲームを始める。く、強いな、いったい敵プレーヤはだれだ?
チェスゲームの様子。端末はiPad
なんだおまえと対戦していたのかよと登場。
NetBean7.4からHTML5アプリケーションが楽に作れることをデモ。Chromeでも、iPad上のSafariでもサクサクコーディングし、プレビューできる。Project EaselベースのJavaオブジェクトをJavaScriptとバインドさせる技術もさりげなくデモ。JavaサイドもJavaScriptサイドもNetBeans一つでデバッグできる。
フロントエンドはHTMLアプリだが、その裏ではJSON、WebSocket、JAX-RS、Batch、EJB、JPAとJavaEE7の機能をこれでもかと活用している。
なんとJavaベースのタブレット、DukePadが登場
http://j.mp/DukePad にてハードウェア、ソフトウェアともに設計は公開。
それらしいデスクトップがあり、計算機アプリや写真、HD動画の再生なども行えることを説明。
RaspBerry PiはGeekBenchを行ったところ最新のCore i7と比べて100倍ほど、Galaxy S4と比べて10倍以上と大きくパフォーマンスは引き離されている。
ところが3Dモデルのデュークがスムースに動くデモを披露。GeekBenchはメモリやCPUに重きを置いてスコアを出すが、Raspberry PiはCPUに比べてGPUが以外と強く、JavaFXはGPUを活用するように実装できているから。
貧弱なRaspberry PiベースのDukePadでこれだけ綺麗なチェスアプリがつくれるなら最新のデスクトップ機だったらどうなっちゃうんだい?という答えに対して、3Dモデルがゴージャスな戦闘アニメーションを繰り広げながら対戦できるアプリが作れたよとデモ。
モデリングはプロが使うツール、Mayaで行い、それをOpenJFXのツールでそのまま読み込んで開発できるとのこと。
特に変換や設定はなく、Mayaのモデルをすんなり読み込んで、アニメーションしている。
チェスアプリでもLambdaを活用しているそうだ。
最後のオマケとしてずっと壇上にあった黒いベールに包まれた物体を紹介。
なんと中身はJavaでロボットアームを制御して試合展開をモニタできる作品。駒もゲーム内のモデルを3Dプリンタで出力したとか。
詳しいレポートは後日@ITに掲載予定。
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