Twitterは2010年の4月より北米で広告事業を始め、日本でも2011年からプロモトレンドやプロモツイートを見かけるようになってきました。
・Twitter for Business(広告商品等の紹介)
通常広告主はTwitter Ads(広告主向けサイト)にログインしてキャンペーンやターゲットなどを設定します。これまで手動で行ってきたわけですが、今回TwitterはAds APIをリリースし、プログラムから広告の設定を行うことができるようになったとのことです。
たとえば製品の在庫が尽きたら自動的にキャンペーン(広告の配信設定のこと)を停止したりなどができるようになるのでしょう。
個人的に興味深いのはこのAPIについて触れているのがdev.twitter.comではなくadvertising.twitter.comだということ。
・Twitter Advertising: Announcing the Twitter Ads API
つまり広く使われているTwitter APIとは別のチームが管理しているAPIということになります。
現在のところAPIは特定のパートナーのみ利用でき、ドキュメントは公開されていないようです。どんなことが出来るのか非常に興味深いですね。TwitterはGoogle出身の人が一番多いのでもちろんAdWords APIと同等のものにTwitter独自の機能を付けたようなAPIなのではないかと予想されます。
ソーシャルなサービスとして比較されることも多いFacebookももちろん広告APIを用意しています。
・Facebook広告API | Facebookヘルプセンター
Twitter Ads APIに興味のある企業、デベロッパは以下のフォーム(要ログイン)より申し込みできます。(申し込みフォームはdev.twitter.comドメインにある)
・Apply for access to the Twitter Ads API | Twitter Developers
申し込みフォームではどんな目的で利用したいのか、いかに差別化を図るのかなど記入する項目は非常に多く、API利用パートナーは当面かなり限られたものとなりそうです。
早速申しこんでみたので、もしAPI利用が許可されたら(そして契約上許されれば)本ブログで使い心地などについて紹介したいと思います。